はビタミンの宝庫、スーパー栄養食
成人は一日4,000IUのビタミンAを摂取する必要があるといわれています。鰻なら100g、うな重一杯の量でたりてしまいます。これを別の食品で換算すると、玉子では約10個、牛乳では約5リットル、なんと牛肉、豚肉では10Kgも必要なのです。
蛋白質 脂質 カルシウム ビタミン
ビタミン
B1
ビタミン
B2
ビタミン
ウナギ 20.7g 23.8g 140ml 5,000IU 0.55mg 0.45mg 6.3mg
牛肉 19.3 12.5 4 30 13.00 0.27 0.6
豚肉 19.7 13.2 5 30 1.03 0.19 0.6
マダイ 19.5 0.7 50 65 0.12 0.11 0.4
サバ 19.9 0.4 50 80 0.02 0.22 -
カツオ 25.8 2.0 10 17 0.23 0.16 1.2

用の丑の日と鰻
「土用の丑の日」は鰻が日本中で一番もてる日。
鰻の栄養価が夏バテに効果があるのは事実ですが、なぜ、土用丑の日に鰻を食べるようになったのでしょうか?一説には江戸時代の科学者、平賀源内が鰻屋の主人の依頼を受けて、「本日、土用丑の日」と看板に書いたところ、大勢の人が押しかけて大繁盛したのが、現在に至ったといわれています。また、江戸時代の文人、大田南畝が鰻屋の主人に相談されて「土用の丑に鰻を食べると病気にならない」という狂歌(現在でいうキャッチフレーズ)を作ったところ、それがPRになって、今に伝わったともいわれています。

なぎと梅干しの『食いあわせ』はホント?
 昔から、特定の食べ物同士をいっしょに、またはづづけて食べるとお腹をこわすなどと言われ、これらを『食いあわせ』と呼び、避けてきた。
 このような言い伝えは、全く根拠のない迷信が多い。食いあわせに出てくる食べ物は、毒化しやすいもの、保存がきかなかったり、食べ物の知識が不足していたため、たまたまそれらを食べ合わせ、お腹の調子が悪くした人が多かったのではないだろうか。
 江戸時代、夏の暑いときに『う』のつくものをとると夏まけしないと信じられていた。その代表であるウメと、同じ『う』がつき、夏痩せによしとされていた土用ウナギを組み合わせると、たちまち体によくない食い合わせに変身するわけである。

なぎのヌルヌルは何?
 うなぎやアナゴの表面のヌルヌルは、タンパク質の一種でムチンという物質であり、敵に捕まりそうになるとこの物質を出して敵から逃れるのである。
 このヌルヌルの下に『うろこ』があり、これを取り除くと防水性が無くなり、急に水が入って死んでしまうのである。